雷さんの嫁はアタフタする

国際結婚をした自身の体験記や自身の書き残したかった日常

国が違うとトウモロコシも違った件

大学生時代に初めて中国に行ったわけだが、初めて行った場所は中国の北の方で吉林省という場所だった。
日本の大学の語学の先生曰く
「短期留学(3週間ぐらい)は半分遊びのようなもんだから。」
とはいったものの、行く前の日本の大学での語学の先生との面談は逃げ出したくなるぐらい緊張した。
(単にクラス分けをしたくて面談するだけなんだけど)

吉林省での生活は午前は授業・午後は自由時間という感じでした。
中国の学生が日本語であいさつをする日本語に衝撃を受けた。うまい・・。

だからと言って一日やそこらで自分がうまくなれるわけもなく短期留学後、日本帰国後自分の性格ではありえないぐらいに積極的に授業に参加したり日本にいる留学生の中国の友達を作ったりしたもんです。
(私の性格からしたら今でも信じられないなと。ここで今の旦那さんとも出会ったりするんですけど)
積極性というのが常に欠乏している私ですから、自分にとってこの短期留学は「行動しないと始まらない」という当たり前ですが、その当たり前のことを教えてくれた場であったかなと思います。
私にとっては語学の勉強で行ったけど、今思うと語学の勉強もだけど、人生経験という勉強の方が大きかったなと思います。(私のケースは)

そんな吉林省での食べ物で一番ショッキングだった食べ物があります。
鍋の中の血の塊
ピータンの口の合わなさ
それは、私にとってはこういう料理なんだと受け入れていました。
そういったものではなくなんと、トウモロコシ。

品種によるかもしれないけど、日本のトウモロコシって甘くてプチプチして私すっごく好きな食べ物の一つなんです。
吉林の路上で黄色くてプリっぷりのいかにもおいしそうなトウモロコシを見て思わず買って食べました。

1口目・もほもほ・味がない!
2口目・もほもほで詰まって飲み込みずらい。

まるまる大きいものを一本買ったのでもちろん食べきれるわけもなく、その時仲良くなった中国の日本語が話せる学生さんに、訳を話して食べれないと相談すると。
「残りは食べてあげるよ!」
どうやらこちらではこのトウモロコシは普通らしい。

私の中の脳の中にインプットされているトウモロコシと違いすぎてショックを受けたのは間違いない。
たいていのものは食べれると思っていた私だったのに、無理だった。
こんなにもトウモロコシでも違うんだって痛感した。品種かな・・あんなにおいしそうな見た目だったのに。

あの時二口しか食べられなくて残りを食べてくれた学生さんもある意味すごいなぁと。(二十歳の女子同志だったからか?)
だって、まずいと思うものをよこして・・・いや、考えすぎか