雷さんの嫁はアタフタする

国際結婚をした自身の体験記や自身の書き残したかった日常

初めて羊肉を食べた日

初めて羊肉を食べた日は一瞬で羊肉が好きになった日です。
日本での生活ではまず、中途半端な田舎に住んでいる我が家の近くではまず、羊肉は見かけない。
そして、実家ではまず出てこない肉だ。

日本にいたときの印象は「くさい・癖が強い」。
こう教わってきたし、実家の食卓に出てきたことはない。
21歳になるまで食べたことのなかった羊の肉は私の中で負のベールに包まれたものだった。

それを一気に吹っ飛ばしてくれたのが中国で食べた「羊肉串」
新疆(シンジャン)という地方の料理の一種らしくいい具合に香辛料とあってめちゃくちゃうまい。
辛いか辛くないか、辛さの具合も調整してくれる。

辛いのが苦手だった私でもちょっと辛いぐらいが病みつきになる。
においも食欲をそそる。
日本に戻ってずっと食べていないので書いていて恋しくてよだれが出る(笑)。
これ、日本の屋台でやったら売れること間違いない。
日本の駐在員の人たちはこれにビールを片手に食べると最高とのこと。

これをきっかけに私の羊デビューはめでたく始まりまして。
それから、羊スープ、羊の鍋(小肥羊)、焼肉と次から次へと手を出していくわけだ。
あぁ、日本でも食べたい。
中国に行ったらぜひとも羊肉串は食べていただきたい。

一昔前は公園の前や路上、店舗の前でなどところどころで見かけたが、屋台風の販売が禁止になりつつあるのか前回行ったときはなかなかお目にかかれず食べられなかった。残念。
羊の鍋屋の中で羊肉串を頼んだが、やはりおすすめは本場の新疆(シンジャン)の人がやっている羊肉串が最高だ。

多分観光客が通るような大通りでは店を構えるのは難しいかもしれない、少し路地を入った生活圏の中にあるのか。
中国に行ったら北京ダックもいい、肉まんもいい、おいしいものはたくさんある。
そこに一つ羊肉串をいれてくれ。

別件だが、中国のグルメツアーという日本からのツアーに参加したことがあるが、正直中国で住んだことのある私から見たら本当のグルメツアーは別のような気がする。
そのツアーでガッツリはまったものや印象に残ったものは正直皆無だ。
味覚は人それぞれ違うかもしれないけど・・。