雷さんの嫁はアタフタする

国際結婚をした自身の体験記や自身の書き残したかった日常

資源ごみを集める人

私が中国に住んでいた時、旅行の時、資源ごみを集める人や物乞いの人は普通に見れます。
その中でちょっとびっくりした話。

ペットボトル・空き缶・紙類。つまり、資源ごみを集める方。
私たちがあと少しで飲み終わりそう・・っていうときにちょっと遠くから見られていた事。
(目がいいな)
私は無頓着でしたから、気が付かなかったけど、夫がちょっと歩こうか。(今まで座っていた)
というので、どうしたか聞いたところ、
「あそこで私たちが飲み終わるペットボトルを待っている人がいるから」
??!あ!本当だ。

あちらで生活をしているとあちこちで見かけることができた。
だからケチな私は資源ごみは大事に持ち帰ってあらかたためて売ったりしていた。(拾うことまではしないけど・・)
日本では無料の回収はあちこちで見かけるけど、最近はトイレットペーパーになったりもしないし。
近くにそういう現金化(ポイント化でも可)できるところがあればやる気も出るってもんです。(一応分別して回収場所に持っていってるよ。モチベーション的にさ)

中国でいつも資源ごみを渡す人がいたんですが、ある日その人がサッと自分の携帯電話を取り出したとき、私が使っている携帯よりいい携帯を持っていてびっくり。
これを見た瞬間、身なりなどはカムフラージュかもしれない。と思ったものだ。

夫の話によると、地下鉄に一日中いて物乞いをする人は一般サラリーマンより儲かっている。
という記事を見たことがあり、複雑な心境だ。だからといって、物乞いにはならないけど。
地下鉄に数元(当時近場で2~3元)で乗ってしまえばあとはぐるぐる回る地下鉄にのって、帰りは入った入り口から出てしまえばいい。
基本的には地下鉄で物乞いをするのは禁止されている。
が、しょっちゅう見ることができた。
時には赤ちゃんを抱っこしたり、子供を抱っこしたり。
何も知らない赤ちゃんや小さい子はにこにこしていたりすると複雑な心境だ。
だが、子供も大きくなると自分のされていることがどんなことかわかってくる。

一度だけ子供にあげたことがあるが、近くにいた子供に取り囲まれてしまって走って逃げたことがある。
これを機に、あげちゃいけないんだ。って、思ったもんです。

ある日、夫と私が公園にいた時にとある物乞いのおばあちゃんからお金をせびられたことがある。
夫はしつこいから少しだけ渡して立ち去ろうとしたんです。
そしたらそのおばあちゃん、「すくないなぁ」と文句を言っていました。

たくましさが垣間見れました。