雷さんの嫁はアタフタする

国際結婚をした自身の体験記や自身の書き残したかった日常

小学校の、まだ習ったことのない漢字は使用してはいけない謎のルール。

娘が保育園へ行っている時に、そこの保育園の教育方針なのか、ひらがなや九九、ことわざ、体操などを教えていただいておりました。
私の感覚からして、それはそれは遊びも勉強も全力のとってもいい保育園でした。
そんな娘は勉強することにとても意欲的でした。
保育園で習ったことを家に帰って披露すると私たち両親はとても喜ぶからです。
たしか、保育園の年長になると小学校一年生で習う漢字を少しですが教えてくれていました。
保育園で一番になりたい!という負けず嫌いな精神もあってか一年生の漢字カードを本屋で買ってあげたら毎日毎日それを見ては書いて、私たちが遊びに行こうと誘っても「あとちょっと!」という感じで自らやっている感じがすごく伝わりました。
そんなことをしているうちに年長さんが終わる頃には二年生の漢字も半分以上覚えて、ルンルンで小学一年生を迎えました。

一年生になって、漢字はばっちりだね!
自分の名前も全部漢字で書けるね!
教科書をもらってきては、全部読めるね!
もう自信に満ち溢れていました。

しかし、ある漢字の小テストで自分の名前は全部漢字で書けるのに、全部ひらがなで書いていたのに気が付きました。
どうしてだろうと尋ねると、
「まだ学校で習っていない漢字は書いちゃダメって・・」
例えば、「加藤知子」という名前の方がいるとしたら、「加とうとも子」と書けと。
我が家の場合一年生で使う漢字は名前の中で一文字もなかったので、全部ひらがな。

正直ビックリしました。
なんでそんなルールを作るんでしょう?
娘が意欲的に一生懸命覚えたのにそれを踏みつぶされた気がしてなりませんでした。
まるで植物の双葉をぺしゃっとされたみたいに。

それからというもの、漢字があっても、
「これはまだ習ってない」(だから書かない)
そろそろ漢字習うから書いといたら?といっても、「習ってから書く」
「これは何年生で習うから今は書かない」

と、妙に何年生で習う、何年生で習った、を言ってくるんですよ。
そんな何年生でどの字を習うとかそんなこと覚えなくていいっての。
当時は1年生から6年生まで何の漢字を習うのか学校のノートに記載があり、いちいちチェックしてるんですよ。
無駄でしょ。早晩習うんだから、あなた、覚えることができるのに、そんな何年生で習うとかさ。

ネットでも検索しましたよ。娘が通っている学校だけそんな変なルールがあるのかな?と思って。
そしたら、よその学校もあるみたいで・・・。
なんか、すごくがっかりしたっていうか、出鼻くじかれたっていうか。なんなのっていう感情があります。

なので、今でもドリルを買っても予習はやろうとしない。
復習はするんですけど。
なんか、頭上にボーダーラインを付けられたみたいで。
なんだかなぁ~~って感じです。